さまざまな予言が今人類に警告している!
この地球に刻々と危機が迫っているのだろうか?本当に201X年に地球は滅んでしまうのか?さあ、このときあなたはどうするか?マヤの予言は何を告げているのか?
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ノストラダムスとは
■ノストラダムス(Nostradamus, 1503年12月14日 - 1566年7月2日)は、ルネサンス期フランスの医師、占星術師、詩人。また料理研究の著作も著しています。日本では「ノストラダムスの大予言」の名で知られる詩集を著した。彼の予言は、現在に至るまで多くの信奉者を生み出し、様々な論争を引き起こしてきた。本名はミシェル・ド・ノートルダム(Michel de Nostredame)で、よく知られるノストラダムス(ミシェル・ノストラダムス)の名は、姓をラテン語風に綴ったものです。
「ノストラダムスの大予言」と聞けば誰も知らない人はいないだろう。五島 勉氏の大ベストセラーノンフィクションのタイトルだ。1970年代ブームとなり、1999年何かが起こるとされる予言を信じ、世紀末を憂いた人は多い。日本では、いや世界でも超有名な予言者だ。4行からなる詩の中には、恐るべき未来が語られ、彼が世を去って500年近くが立った現在でも、彼の残したメッセージを研究する者が絶えない。では、ノストラダムスは2012年に関する予言をしたのだろうか?
ノストラダムスの予言
ノストラダムスは裕福な家庭に生まれ医学の名門モンペリエ大学で医学博士号を取得しましたが、宗教をめぐるトラブル、妻子との死別後、放浪の旅に出ます。旅の途中に行った予言が有名なエピソードとして残っています。
ある修道士の一団とであった際、その中の一人の若者の前でうやうやしくひざまついて「この少年は将来のローマ教皇になるだろう」と告げました。その少年は後のシクストゥス5世として予言どおり即位することとなります。
旅の終わりに、南フランスのサロンという町にたどりついたノストラダムスは予言集の執筆にとりかかります。著書である「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」は瞬く間に世間で大きな反響を呼びます。
ヒトラーの出現、ケネディ暗殺などを予言したとされていますが、4行からなる詩のかたちで記された内容は解釈次第といえなくもなく、難解な予言といえます。ブームのきっかけとなった、「1999年7の月、空から恐怖の大王が来るだろう、アンゴルモアの大王を甦らせ、マルスの前後に首尾よく支配するために」はあまりにも有名な詩だが、一読して何を意味しているかは全くわからない。ノストラダムスの予言では、2012年について明確に地球滅亡を暗示させる予言したのだろうか?
ノストラダムスの予言と2012年問題の違い
かつて日本でノストラダムスが騒がれたのは1973年の五島勉氏の100万部を超える本が出版されてからだ。1998年までに450刷り以上を重ねる超ロングセラーとなった。
「ノストラダムスの大予言」と同名の映画が公開され関連書籍も多数刊行された。そして終末がブームとなったのである。ところが、何事もなく8月を向かえ7月に降ってくるとされた恐怖の大王も実現していない。興味心身で迎えた7月だったが何も起こらず言い知れない虚脱感に見舞われた人も多かった。
だから、今回も同じだろう、さほど気にする必要もないだろうという気持ちになるが、ノストラダムスのときと、今回の2012年に起きるとされる予言は根本的に違う。なぜなら、ノストラダムスの予言は悪までも五島氏の解釈によるものでありノストラダムス本人は一言も1999年7月に地球が滅びるといっていないのに対し、2012年いついては、例えば太陽の問題であったり、地球温暖化であったり、インフルエンザであったりと警鐘を鳴らしている人物が一人でなく多くの科学者だということだ。かれらは、純粋に研究結果を元に伝えているのであり、1999年の時とは信憑性が違うわけだ。その中心にマヤ暦のカレンダーの存在がある。われわれが考えるべきことは、予言があたるかではなく、苦難をいかに防ぐかということであり、そのために予言を参考にしているといってもいいだろう。
これまでのノストラダムスの予言で的中したといわれているもの
- ノストラダムス自身の死(1566年)
- 予兆詩第152番(旧141番)「・・・寝台と長椅子の間で死んでいるのが見つかるだろう」
- ロアン公の軍勢によるニームの水道橋の損壊(1627年)
- 百詩篇第5巻58番「ガルドン川のユゼスの水道橋・・・その橋の真ん中でニームの首領が・・・」
- スペイン・ポルトガルの同君統治の終焉(1640年)
- 百詩篇第4巻97番「・・・カディス近くのポルトガル人たちから選ばれし者は平和裏に君臨し・・・」
- 名誉革命(1688年)
- 百詩篇第4巻89番「ロンドンの三十人が陰謀を企て・・・フリースラント生まれの金髪が王に選ばれる」
- モンゴルフィエ式熱気球(モンゴルフィエール)の発明
- ローマ教皇ピウス6世の客死(1799年)
- 百詩篇第2巻97番「ローマ教皇よ、近づくことに警戒せよ・・・汝はそのそばで血を吐くだろう・・・」
- ナポレオン・ボナパルト
- ベリー公の暗殺(1820年2月13日)
- 百詩篇第3巻96番「フォッサーノの領主は喉を切られるだろう・・・土星が獅子宮にある二月十三日」
- 細菌学者ルイ・パスツール(1822年-1895年)の業績
- ナチス
- 百詩篇第6巻49番「マモンの大教主がドナウ川の両岸を征服するだろう・・・かぎ型の十字を・・・」
- 選挙でのナチスの躍進(1930年)と第二次世界大戦勃発(1939年)
- 百詩篇第2巻9番「九年間、やせた男が王国を平和に保つだろう。
それから彼はひどく血に渇いた状態に陥り・・・」
- ナチス・ドイツのウイーン占領とオーストリア併合(1938年)
- ドイツ軍のマジノ線攻略とパリ占領(1940年)
- 百詩篇第4巻80番「大河の近くで大きな溝が地面に掘られ・・・都市は陥落し、火、流血、叫び、衝突が・・・」
- ハンガリー動乱(1956年)
- 百詩篇第2巻90番「ハンガリーの治世は生と死によって変わり・・・カストルとポルックスは敵同士になる」
- ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件(1981年)
- 百詩篇第2巻97番「ローマ教皇よ、近づくことに警戒せよ・・・汝はそのそばで血を吐くだろう・・・」
- スペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故(1986年)
- 百詩篇第1巻81番「・・・九人が分けられ・・・出発に際してバラバラになる。カッパ、シータ、ラムダ、・・・」
- 米ソの歩み寄り(1980年代後半)
- 百詩篇第2巻89番「ある日、二人の偉大な支配者が友人になるだろう・・・血の男へと数字が報告される」
ノストラダムスは予言に参考文献を |
■ノストラダムスの予言は、独自に組み上げられたものだけではなく、先行する予言関連の著書からの借用も含まれていることが指摘されている。そうしたノストラダムスの予言的な参考文献の中で最も重要なものは、疑いなく『ミラビリス・リベル』(1522年に出された編者不明の予言集)である。
同書にはジロラモ・サヴォナローラの『天啓大要』の抜粋が含まれており、『予言集』第一序文には、そこからの引用が少なくない。『ミラビリス・リベル』は1520年代に6版を重ねたが、その影響は持続しなかった。一因としては、ラテン語で書かれた第一部の分量が多く、かつ読み辛い古書体で印刷されていたことや、難解な省略が多かったことなどが挙げられる。
ノストラダムスは、この書を最初にフランス語で敷衍した一人と言える。さらに異なる引用元として、クリニトゥスの『栄えある学識について』を挙げることができる。ここには、ミカエル・プセルロスの『悪魔論』や、4世紀の新プラトン主義者ヤンブリコスがカルデアやアッシリアの魔術について纏めた『エジプト秘儀論』からの抜粋を含んでいる。「百詩篇集」の最初の2篇は、それらの翻案である。
なお、彼の引用や借用については、当時と現在とで著作権の概念が異なる点に留意する必要がある。当時は謝辞や断り書きなしに、他の著者の作品からの借用を行うことは珍しくなかったのである。
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ノストラダムス関連リンク集 |
ノストラダムスの大事典 |
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