2012年の地球滅亡危機。 |
||||||
|トップ | ショッピング | サイトマップ| | ||||||
さまざまな予言が今人類に警告している!
|
オルメカ文明の謎
オルメカ文明はサン・ロレンソ遺跡を中心とした時代(紀元前1200−紀元前900年頃)とラ・ベンタ遺跡を中心とした時代(紀元前900−前600年頃)に大きく繁栄し、その影響はメキシコ中央高地から現在のホンジュラスにまで及んだ。しかしどちら遺跡も故意に破壊され、突然滅んでしまったことがわかっているが、その理由については明らかになっていない。
驚愕的発見物である人頭像も大きな謎を含んだオルメカ文明の遺物である。現在までに、この人頭像はラ・ベンタや、サン・ロレンソ、トレス・サポテスなどオルメカ文明の遺跡から17個発見されているが、その多くがオルメカ時代に造られた墓の中から発掘されたものである。 どの人頭像も皆一様に、見慣れたメキシコの先住民的顔形からはほど遠い、四角張ったニグロイド系の顔をしている。大きな目と、平たい鼻、分厚い唇をしたニグロイド系の特徴を持つ巨大な人頭像から受ける印象は、強い意志と忍耐力である。また、斜め横から眺めた人頭像は、高い知性と優しさをも漂わせている。 人頭像の大きさは最大の物で、高さは2メートルをゆうに超え重さは20トンを上まわっている。その像の原石は堅い玄武岩で、ラ・ベンタからはおよそ100キロも離れたトゥストラ山脈からジャングルの中を運ばれている。またラ・ベンタで発見された人頭像の墓は、何千という小さな青いタイルで線が引かれ、多彩な土の層で埋められていた。 従って、この巨石人頭像は重要な人物を彫った彫像であることが分かる。そのため多くの考古学者は、それを支配者の肖像であると結論づけている。しかしながら不思議なことに、人頭像の顔形は前述のようにニグロイド系の人種的特徴が正確に描写されており、オルメク人を描いた物ではなさそうである。 今日まで、オルメカ人の骨は一切発掘されていないため人種や顔形は明らかになっていないが、遺跡から発掘された支配者や神官たちの像の顔は、モンゴロイド系のアメリカ先住民の顔形によく似ている。となると、ニグロイド系アフリカ人はオルメカ文明とは一体どのような関わりを持っていたのであろうか? 彼らはいつの時代にアメリカ大陸に渡り、メソアメリカではいかなる立場にいたのであろうか? 学者はこれらの疑問には一切答えようとはしない。というより答えようがないといったところが真相に違いない。 そうなると我々は再び推理を働かすしかない。考えられるのは、オルメカ・ヘッドと呼ばれるニグロイドの特徴を持つ人頭像は、実際にはオルメカ人によって造られた物ではなく、彼らの文明より遙かに古い先史文明の遺物だったのではなかろうかということである。 アステカ人たちがマヤ文明やオルメカ文明の遺物を、自分たちの文明より遙かに古い時代の神聖な遺物として、ピラミッドや王墓の中に埋葬したのと同じように、オルメカ民族も、彼らの文明が始まった時には既に、過去の文明の面影を残す彫刻となっていたニグロの人頭像を遠い祖先の遺産として丁重に埋葬したのかもしれない。 オルメカ文明についてオルメカ文明についてわかりやすく解説しているので、まずはこの番組をご覧ください。
|