さまざまな予言が今人類に警告している!
この地球に刻々と危機が迫っているのだろうか?本当に2012年に地球は滅んでしまうのか?さあ、このときあなたはどうするか?
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アイスランドの火山大噴火長期化で気候に影響
□かつて1991年に大噴火したフィリピンのピナツボ火山。火山噴火による噴煙は高度30キロまで上昇、地球全体の気温を0.4度下げた。日本でも93年に夏の平均気温が2度下がって農作物に被害をもたらした。
寒冷化をもたらす火山噴火とはどのレベルを指すのか?今回のアイスランドの大噴火による影響はどの程度懸念されているのか?
寒冷化をもたらす噴火とは、噴火に含まれる二酸化硫黄が上空の水蒸気と反応してできる硫酸エアロゾルの雲が日照を遮ることによる。つまり、太陽光線の一部を上空で反射してしまい日照が減少するのだ。ピナツボ火山の際には約3%の太陽光が反射されていたことが確認されている。また、このエアロゾルが滞空する高度が大きく寒冷化に影響する。高度が高い成層圏でできたエアロゾルは消滅までに時間がかかるが、低い対流圏では、短期間のうちに雨に洗い流され消滅する。
今回のアイスランドの場合は、現時点では成層圏に達していないようだ。だからといって安心できない。それは、アイスランドでは過去にも噴火の際に連鎖反応で周囲の火山が次々に噴火し、世界的な気温低下を招いた例があるからだ。地元では火山灰による毒ガスで家畜が大量死したり、牧草を枯らしたりで住民の2割が餓死したと言われる。
今年は、世界的に地震が多い。地震が多い年は火山の活動も活発になり噴火が起こる確立も高くなるという。5月に大雪が降る異常気象も日本だけではない。世界的に異常気象が起こっている。不気味である。【2010年5月16日】
□4月の噴火で欧州の空の便を混乱に陥れたアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河の火山の活動が再び活発化しており、またしても欧州の空路に影響を及ぼす可能性が出てきた。
欧州の航空管制調整機関ユーロコントロール(Eurocontrol)によると、6日夜から7日未明にかけて再び大規模な火山灰の噴出があったため、イベリア半島西端を南端とした一帯に火山灰による大気汚染が広がる見込みだという。また、アイスランドの地質学者は、溶岩流が止まっており、噴火の規模が大きくなっていると指摘。欧州の空の便に再び影響を及ぼす可能性が出てきたと述べた。
アイスランドは世界有数の火山国だ。地球を覆うプレートの北米プレートとユーラシアプレートの境目に当たる中央海嶺の真上にあたるからである。国土じたいも数千年前の火山活動で出来た溶岩でできている。(2010年5月7日)
□4月14日に噴火した火山は、世界の航空会社に大打撃を与えるまでの大規模な噴火だ。今回噴火したエイフィヤトラヨークトル氷河の火山以外にも多くの火山を持つアイスランドだが、すぐ隣には噴火を繰り返しているカトラ火山もある。この火山帯では、過去に噴火が長期化し、火山ガスで太陽光が遮られ気候が寒冷化したために気温低下などの影響が出たことがある。火山ガスの放出が長期化するとガスが成層圏まで到達し、それがジェット気流で北半球全体を覆う。二酸化硫黄の粒子は火山灰と違って長期間にわたり上空を浮遊するので気温低下以外にも酸性雨をもたらすといわれる。過去、米国北東部では冬の平均気温が2度から氷点下6度までさがり平常に戻るまで何年もかかったとの記録もある。
今回の噴火がアイスランドの火山帯に連鎖し長期化すれば、アイスランドだけの問題でなく世界的な気候異常をもたらし、農作物や交通手段に大きな影響をもたらすと予測される。飢饉の原因になることも懸念される。さまざまな異常気象が続くここ数年だが、今年に入って繰り返されるチリ、中国の大地震といった天変地異は不気味である ・・・ 2012年に向けた赤信号が点滅しはじめたのだろうか?【2010年4月17日】
火山大噴火がもたらす地球への影響とは
2億5千万年前、95%の生物が大絶滅した。原因は地球中心部からわき上がった直径千キロの火の玉・スーパープルームによる巨大噴火。
東日本巨大地震 地震連鎖が日本列島を襲う
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